はじめに
日本原産の犬種として長年愛され続けている柴犬。
その凛とした顔立ちやコンパクトな体格、くるんと巻いた尻尾は、見る人の心をつかんで離しません。
しかし、柴犬を実際に飼い始めると、「思っていたよりも頑固」「意外と甘えん坊?」といった印象を受ける飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、柴犬の基本的な性格の傾向を徹底的に解説しながら、ツンデレとも評されるその複雑な魅力に迫ります。
また、柴犬の性格に合わせた接し方のコツや信頼関係を築くためのポイントもあわせてご紹介します。
柴犬の性格的特徴とは?
1.忠誠心が強い
柴犬は、飼い主との絆を大切にする犬種です。
一度信頼関係を築いた相手にはとても忠実で、どんな時もそばに寄り添おうとします。
その一方で、家族以外の人間には警戒心を示すことも多く、まさに”自分の家族”に対して強い忠誠心を持っているのが特徴です。
2.独立心が旺盛
もともと狩猟犬として活躍していた柴犬は、自立した性格をしています。
他犬種と比べて一人遊びが得意だったり、抱っこされるのを嫌がったりする傾向も見られます。
この”べったりしない距離感”が、柴犬らしさでもあります。
3.警戒心が強い
縄張り意識が強く、見知らぬ人や犬に対して警戒心を持つことがあります。
知らない人に対して吠える、距離をとる、などの行動は、柴犬にとってごく自然な反応です。
小さな音や気配にも敏感に反応する繊細さもあります。
4.頑固でマイペース
一度こうと決めたらなかなか曲げない、まさに“頑固者”な一面を持っています。
しつけの際に無理強いをすると、余計に反発されることもあるため、根気と工夫が必要です。
ただし、この頑固さも柴犬の個性として愛されている部分です。
5.甘えん坊な一面も
普段はツンとしていても、実は甘えたがりな一面を持っています。
飼い主が疲れていると察してそばに来る、静かに体を寄せてくる、といった行動で愛情を表現します。
そのギャップに魅了される人も少なくありません。
柴犬に見られる行動の傾向
- 家族以外にはあまり懐かない
- 抱っこが苦手で、接触を嫌うことがある
- 一人の時間も楽しめる
- 散歩コースや時間にこだわるなど、習慣を大事にする
- 食の好みがはっきりしている
柴犬は”犬らしい犬”とも言われますが、行動にも独自のこだわりが多く見られます。
その気質を理解することが、良好な関係の第一歩です。
柴犬の性格に合わせた接し方のコツ
1.無理なスキンシップは控える
柴犬はベタベタされるのが苦手な子が多いため、無理に抱きしめたり触ったりするのは逆効果です。
信頼関係が深まるまでは、適度な距離感を保ちましょう。
2.トレーニングは一貫性と根気がカギ
柴犬は頑固な反面、頭の良い犬種でもあります。
ごほうびや誉め言葉を活用しつつ、トレーニングは短時間で反復的に行うのが効果的です。
3.社会化は早めに始める
警戒心の強さから、子犬の頃からの社会化がとても重要です。
さまざまな人・音・犬と触れ合う経験を積ませることで、無駄吠えや臆病な性格を緩和することができます。
4.決まったルーティンを大切に
柴犬はルールや習慣に安心感を覚える傾向があります。
食事や散歩の時間を毎日ある程度決まった時間にすることで、精神的に安定します。
5.信頼関係を大事にする
信頼が築けるまでは距離を取ることもある柴犬ですが、焦らず時間をかけて向き合いましょう。
一貫した態度と落ち着いた対応が、絆を深めるカギです。
まとめ
柴犬は、一見ツンツンしていて扱いづらいと思われがちですが、実際にはとても愛情深く、賢くて忠実なパートナーです。
その反面、独立心の強さや警戒心の強さ、頑固さといった一筋縄ではいかない個性も持ち合わせています。
柴犬との暮らしをより楽しいものにするには、「柴犬の性格を尊重し、無理をさせず、信頼関係をじっくり築く」ことが何よりも大切です。
ツンデレだけど忠実。マイペースだけど飼い主には甘えん坊。
そんな柴犬の魅力に触れながら、一緒に豊かな時間を過ごしていきましょう。

コメント